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シニアネットフォーラム21報告 【あんみつ姫】![]()
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2月3日4日の二日間に亘って、財団法人ニューメディア開発協会主催、経済産業省後援のシニアネットフォーラム21が 日本青年館で開催されました。 節分とは言え厳しい寒さでしたが、全国のシニアネットメンバー250余名の参加者で会場は溢れんばかり、 メロウ倶楽部からも11名が参加して研鑽を積みました。 【基調講演「創齢(クリエイティブ・エイジング)の提唱」】 まず、加藤敏春・国際大学教授による基調講演では、老いを拒否し、成熟したレジャーや消費を求め、 自分の人生は自分のためにと言う価値観を持つ今時のシニアの意識度に鑑み、究極のシニアライフは 「美しく、感受性豊かに、遊び感覚を持ち、創造的に生きる」ことであるとし、 シニアが主役となる社会こそが、停滞する社会を活性化し、未来を切り開くと結ばれました。 また、世界最大のNPOであるアメリカのシニアネット(会員は50歳以上)の活動から、議会に働きかけて 「年齢差別撤廃雇用法」を制定させた活動などを紹介し、インターネットを活用し、 学びの共同体を目指し、企業とも良きパートナーを組み、シニアこそ主役であると胸を張る彼らの活動に 学ぶべき点が多いことも示唆されました。 「情報とサービスは豊かに、 モノとエネルギーは慎ましく!」というライフスタイル(エコライフ)が、これからの社会に求められる姿で はないだろうかという加藤氏の講演に、形あるモノを追い求めた時代から、心の豊かさを求める時代へと、 シニアこそが変革していかなければと思ったことでした。 次に、加藤教授が提唱して実現している「エコマネー」について、纏めてみました。 ******** 【エコマネー】 エコマネーは、「エコノミー」「エコロジー」「コミュニティ」を掛け合わせた言葉で、 善意を交換し合う手段としての通貨である。 システムとしては、お金では表わせない「善意」などの気持ち、環境、福祉、コミュニティ、教育、文化など価値を 「マネー」で表わして交換するもので、ボランテァイサービスの価値を流通させ、 善意の「循環」で善意の輪を広げ、地域のコミュニティ活性化に繋げる。 例として、若い女性がお年寄りから着付けを教わって、エコマネーで支払う。お年寄りは子供に買い物を頼んで エコマネーで支払う。 その子供は別のお年寄りから将棋の手ほどきを受けてエコマネーで支払うというように、Give&Takeの考え方で、 エコマネーがくるくる地域社会を巡る。 すなわち、エコマネーにとって大切なのは流通(善意のやりとり)することで、単なるgive-and-take ではなく、give-and-take-and-give---と続き循環すること。 このように、エコマネーはサービス提供者の「思いやり」やサービス受領者の「感謝の気持ち」を反映し、 市場経済の価値では計れない価値を流通させる「あたたかいお金」といえる。 ******** 【パネルディスカッション「コラボレーションをやってみよう! 〜そのメリットを知る〜」】 その後開かれた「パネルデジスカッション」では、今回の会議の協力者であるNPO法人イーエルダーの 久米専務理事をコーディネーターとして、 実際に協働しているネット、企業、行政の代表者の事例発表とデスカッションが行われました。 企業が協働(パートナーシップ事業)する相手として選ぶのは、目標を持ってそれを達成するための戦略を持て、 なおかつ責任を取れる仕事のできるNPO(ボランティア団体)であると言う話に、 効率の良い仕事ではないものにもプロとして向き合って行かなければならない難しさを感じ、 生半可なボランティアでは、企業との協働は難しいと思い知りました。 *午後からの「ワークショップ」は各ショップ参加者からの報告をご覧ください。 【懇親会】 ワークショップの後の懇親会では、各地から参加したシニアネットの方々との交換会があちこちで賑やかに行われ、 第五ワ−クショップの課題提供者、吉田 敦也・徳島大学教授に、光るプロジェクトなど先端技術に取り組んでいるメロウ 倶楽部にいたく感激された面々は何やら面映くもあり、 また心浮き立つような気分でした。 懇親会後の「インターネット市民塾研究会」では、全国どこからもネット に繋がったパソコン1台でオリジナル講座が開設、運営ができ、 学習活動にも参加できる仕組みが作られている事を知り、デジタルデバイドが心配されていた時代から、 日進月歩でIT社会に突入している感を強くしました。 主な活動の場をWeb上に置くメロウ倶楽部は、全国ネットならではの特質を活かしたネット活動に更なる 比重を置いて「メロウ倶楽部ここにあり」と言えるシニアネットを目指したいと、 心を新たにした「シニアネットフォーラム21」への参加報告でした。 |