【ワークショップ5】に参加して  かれい 


  パソコン・インターネットで豊かなシニアライフを作るには
  〜新しい技術にどう向き合うか〜

  事例報告者:吉田敦也氏(徳島大学・大学開放実践センター)


【概要】
パソコンやインターネットがシニアの生活に深く関わってきている。 次々と生まれてくる新しい技術と向き合うことも必要である。シニアが、これからの生活、シニアネットの活動を充実したもの とするために、どのようにパソコン・インターネットを生かしていくべきか、新しい学びのスタイルである「遠隔学習システム」も 紹介しながら、共に考える場とする。

 「今日、この場にノートパソコンを持って来ているひとは?」パラパラっと 手が挙がる。「では、無線LANCardが入っている人は?」これは残念ながら誰もいなかった。「ハンディなパソコンをいつも 携帯していて、いつでも自在に使えるようになるといいですね」と先生。

 この日、先生は2台の小型ノートを 用意なさっていた。カメラをくっつけた1台で、教室をライブ中継しながら、もう1台から携帯で研究室のサーバーにストリー ミングで送信される。教室正面のプロジェクターにパソコン内のものと、送信中の2つの動画が映しだされる。(@_@)/☆ なるほど、こういうことも出来るのだ!「光るプロジェクト」の隅に席をおかせて戴いて、動画を作ってそれがサーバーに アップされるまではどんなにか大変なことという思い込みがあったが、それが目の前で瞬時に展開された。

 パソコン環境の進化に参加するように、こういうことも、できるだけ早く体験できるようになって、時間や空間を仲間と 分かち合えるようになると生活が刺激的で楽しくなりますよ、と先生。
 また、この方法を使っての遠隔学習方法に ついてのお話があったが、これは今まさに、メロウ倶楽部でオンライン講習会、ビデオ学習などで取り組んでいる。さすが、 メロウ倶楽部!

 プリンタで印刷されたという「ホノルルマラソン中継チーム」の法被が回ってくる。大輪の ハイビスカスを染めつけた長襦袢風ハッピで、黒襟には文字が白抜きされている。手にとってみても、完全な染物、 完全な仕立て。和裁の得意なシニアが腕を振るわれたとのこと。学校の被服科などでは、創作柄でのファッションショー などもやっているとのことであったが、プリンタもここまできていたのだと感激。

 画面に1本のレーキが映し 出される。先生は、例えて云えば、パソコンで、ワード、エクセルを使うというのは、このレーキの沢山並んでいる歯の1本を 使っているようなものです。パソコンにはいろいろな使い方があります。それらを徐々に克服して、毎日の生活の中で、 パソコンを手足のように使えるようになるといいですねとおっしゃる。それはそうなんですが、その1本の歯がなかなか でして、、、。

当面の目標は
・常にパソコンを携帯していて、いつでも通信できるようになること。
・どこのパソコン、誰のパソコンからでも、自分の名前でメールが送信でき、そして、終わったらその痕跡を消すことが できるだけの設定力を身につけて、たくましいネットワーカーになろう。

 次に、徳島大学の公開講座 「ホノルルマラソンを中継しよう」の刺激的なお話を伺った。
 昨年、大学の市民公開講座で「ホノルルマラソンを 走ろう/中継しよう」のジョイント・プロジェクトが実行された。走ろう講座参加者は80名、中継講座参加者は26名で、5月に 同時スタートで準備期間は7ヶ月。

 IT講座の参加条件は、メールが打てること。いわば、パソコン素人同然 のシニアが、大会に向けて、画像処理、法被やTシャツなどのグッズ作り、HP開設、モバイル・コンピューティング、戸外で の中継方法等を学んだ。

 12月の大会には、ITチームからは6名がハワイ入りし、残留組との連携プレイで、堂々、中継に成功した!
  http//www.cue.tokushima-u.ac.jp/honolulu/index.html
 この感激の体験によって、 受講生は大きな自信をつけ、技量的にも飛躍的に成長した。

 というお話でした。この素晴らしい大プロジェク トが徳島発だということも、ボーダレスなコンピュータ時代を思わせられますね。私たちも頑張らなくては!