【ワークショップ1】に参加して  Teddy 

「シニアネットと企業で力を合わせて社会貢献を!」  

事例報告者:緒方麻弓子氏(マイクロソフト・社会貢献担当マネージャー)

      久米 力 氏(NPO法人イー・エルダー専務理事)  

「ワークショップ1」ではイー・エルダーが、日本IBMと日本マイクロソフトの協力を得て、2000年度から実施している「リユース・パソコン寄贈プログラム」の実例が報告された。このプログラムは、日本IBMがキリンビール、新日本製鉄などにリース契約で納入して、所定の年限(4年程度)が経過していわゆるリースアップとなったノートパソコンを、イーエルダーが当該納入先 から寄贈を受けて、ハード面では日本IBM、ソフト面ではマイクロソフトの協力を得て、再生して、全国の非営利団体に無償で寄贈するというものである。

  開始以来3年で、延べ約2千台のパソコンを再生し、寄贈した由であった。

 企業と言えども社会的存在であり、社会的に存在価値のない企業が存立の基盤を失った消えて行くのは、あの雪印乳業の例などに典型的に見られるが、一方で、当然、積極的に社会貢献を果たそうとする企業も数多くあり、それらの 企業に共通の悩みは社会貢献の適切な方法(プログラム)の発見と遂行の困難さにある。イ・エルダーはこの点に着目して、上記のリユースパソコンのプログラムの実現を図った由であった。但し、イー・エルダー立ち上げの中心人物である鈴木政孝氏は、元日本IBM・社会貢献担当部長であった方で、日本IBM在職中からの構想を、リタイヤーを契機に実現に持ち込んだということのようである。いずれにしてもこのリユース・パソコンのプログラムは各方面からの 評価が高く、NPO活動の成功例の一つとされているものである。

 ところで、ワークショップ1には約30団体(40人)の参加者がいたが、リユースパソコンの寄贈を受けた実績があるのは、メロウ倶楽部のみであった のは、やや意外であった。メロウ倶楽部はイー・エルダーのプログラムスタート当初に20台の寄贈を受けているので、他出席者から、使用の経験などに ついて幾つかの質問を受け、率直に肯定的な回答をしておいた。

                                (以 上)