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活動報告(32)

第28回講演会「プロから教わる映像制作講座」

日時: 2010年1月14日(木曜日)15−18時

会場: 東京大学先端科学研究センター601号室

講師: テレビディレクター 山口 肇氏

講演: 「プロから教わる映像制作講座」


出席者: (敬称略)
      マーチャン、きりん、いまいち(雪で新幹線遅れのため、懇親会のみ)
      白兎山人、みゅう鈴木、寒梅、のびさわ、オリーブ、
      きらら、グルー、それいゆ、紫雲、ザックス、多摩のけん(申込み順)
      他に一般参加者 1名 合計 15名

講演要旨

★映像って何だろう?
 ・その映像で何を訴えたいのか?
 ・その映像の(歴史的、地理的、民族的etc)の背景は?
   制作者の考え方、方向性をはっきりさせる。
   それによって撮り方、編集の仕方も変わってくる。


★編集には2種類ある。
 ・撮影した映像を後で編集する。
 ・撮影する時、編集してしまう。(カメラ編集)
  (撮影する前にストーリーを作り、それに必要な映像を撮影する)
   このように、目的を持って撮影すると楽しい。
   ただ、漠然と撮影してもいい映像は撮れないし、楽しくない。


★会員の作品を放映して撮り方、編集の仕方を解説 (敬称略)


◇白兎山人「韓国民族芸能:綱渡り」
 ・(良い点)綱渡りの落ちそうなシーンをバッチリとアップで撮影している。
 ・(改善点)状況や環境の映像を見極め、伝えたい。
       歴史的、地理的、民族的なものを調べる。(事前調査も必要)


◇白兎山人「韓国の紅葉」
 ・(良い点)地図とナレーションで環境を説明している。
       映像そのものも、非常に良い。


◇多摩のけん「昭和記念公園・光のファンタジー」
 ・(良い点)映像がきれい、ナレーションがあり、分りやすい
       BGMから、噴水の現地音への切換えが効果的
 ・(改善点)三脚を使用していないので画面が揺れているので、せめて一脚を使うと良い。


◇マーチャン「よしもとおもしろ水族館」
 ・(良い点)色々な素材に興味を持ち、それを繋ぎ合わせてストーリーを作っている。
       「画面の大きさへの配慮」:「全体」から「アップ」へ
       制作者の個性がよく表現されている。
 ・(改善点)同じシーンを「遠景」「アップ」と続ける場合、方向性を考慮して撮る。
       (アップにした場合、その前のシーンがソッポ向いていたら、
       関連性がなくなる。)


★資料の写真から


◇1ページの横長の「富士山と芝桜」
 ・このようなところに行った場合、どこを撮るか?
   富士山? 芝桜? 近寄って湖の中も面白そうだ。
   撮る場合、位地やアングルを少し変えると、感じが変わる。
    ・人を撮る場合、ローアングルで見上げて撮ると元気に写り
     高いところから、見下ろして撮ると元気が無くなる。
    ・子供を撮る場合は、子供の目線で撮る。


◇2ページ4枚のうち3枚「パリ市街」
    ・同じところから撮影したのに、「サイズ」によって全く違った写真の見える。
     これをビデオで撮影し、オーバー・ラップさせる。


◇3ページ上2枚「海」
    ・同じところだが、「満潮」と「干潮」
     これをビデオで撮影し、早廻しすると面白い映像になる。

感想の一言から

・動画編集に経験がない私の場合も、これから臨むにあたっての要点を解りやすく具体的に 参考映像を例にあげながら、体験を混じえての話は経験を積んだプロの凝縮された視点と感じ入りました。 これから動画を撮る時、今回の話しを意図して取り組んで行きたいと思います。


・一時、壁に当たって動画制作を休んでいたのですが、お話しを聞いて、 又やってみようかなと言う気になりました。


・静止画と動画は撮る時の心構えが違うことをはっきり認識しました。動画制作の真髄は「状況・環境を見極め、伝える」ことを意識して実行する、それにあるということでした。 目から鱗という言葉がありますが、まさにそれでした。この話、関東だけで聞くにはもったいない話です。


・現役のプロのお話は説得力があり、からすに襲われた話にはさもありなんと思いました。 険しい山のぼりの映像 戦争の映像で目に入らないカメラマンの存在をいつも心配しておりましたから。


・プロがどんな風な考え方で映すのか?どんな事を気をつけて製作・編集するのかが、興味がありました。 きっと、何かが得られると思って参加しました。 「状況・環境を見極める、伝える」、始まりの設定、自分が思いついた事、カメラアングル、構成、編集。 ためになった事ばかりです。 参加して色々と教えて頂きまして、本当に良かったです。


・参加者の、感想の一言が、とても良い勉強になりました。


懇親会

・東大構内のイタリアンレストラン CAPO
    ・講師を囲んで、話せなかったことなど聴きながら楽しいひとときでした。
    ・東大構内にこんなに洒落たレストランがあるなんて...
     料理もワインも旨かったなぁ

講演会及び懇親会風景

ー会場風景ー 
司会 講師 山口 肇氏
司会講師 
会場風景 懇親会風景 
会場風景懇親会風景
  
ー資料として使った会員の作品ー(クリックすると拡大します)
白兎山人さんの作品 多摩のけんさんの作品
白兎山人「韓国民族芸能:綱渡り」多摩のけん「昭和記念公園・光のファンタジー」
マーチャンの作品  
マーチャン「よしもとおもしろ水族館」 
  
ー講師が用意された資料ー(クリックすると拡大します)
資料1 資料2
富士山と芝桜」「パリ市街」
資料3 資料4
「海」 
資料5 資料6
資料7  


http://www.mellow-club.org/hikaru/top/index.html
(動画は、上記から 「講演会ビデオ」に入って『第28回メロウ倶楽部講演会
 プロから教わる映像制作講座』をご覧ください)


報告: 多摩のけん (感想の一言まとめはマーチャン)
写真提供: 多摩のけん (動画映像からの切り出し) 資料は講師(山口氏)から


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