
2011年度 第11回日韓交流会は下記の通り開催されました
4月4日(月) 成田空港から、5日(火) 博多港から慶尚南道釜山市へ到着
4月5日(火) 交流会及び懇親会
午後3時より 交流会
午後6時より 懇親会
場所 韓国慶尚南道釜山市 釜山ホテル
参加者 韓国元老坊 KJ−Club 46名 メロウ倶楽部 18名
4月6日(水) 終日 慶州市郊外及び市内観光
4月7日(木) 午前中 釜山市内観光 午後 帰国
はじめに
今回の日韓交流会は、開催直前の3月11日、東日本大地震が発生し、多くの方々が被災さ
れるという時期にあたってしまいました。メロウ倶楽部の会員の中には、幸い身体的な被害
を受けた方はおられませんでしたが、かなりの物的被害等を受けた方がおられて、若干名の
方々が参加を見合わせる結果となりました。
KJ−Clubからは、日本現地のTVや新聞報道などをご覧になって、お見舞いの言葉を
かけていただき、又心配されて、今回の交流会を見送ってはどうかとの提案をうけましたが、
恒例となったこの日韓の交流会に、我々メロウ倶楽部の会員が元気な姿で参加することが、
日韓双方のメンバーに対し勇気を与え又与えられることになると判断し、予定通り参加する
こととなりました。
困難を乗り越えての参加に、KJ−Clubの皆様方の心からの温かい持てなしを受けて感
動の連続の交流会でした。心から感謝申し上げます。
4月4日成田空港より及び5日博多港より釜山へ
主に、4日発の成田グループ(航空機)、5日早朝発の九州グループ(高速船ビートル、一部関東・
北陸から前夜に合流)に分かれ、それぞれ釜山に無事到着。各グループは、金海空港、釜山港旅客タ
ーミナルでKJ−Clubの暖かいお出迎えを受け、1年振りの再会ということもあって、感激で
スタートしました。
4月5日(火) 午後 第11回日韓交流会と懇親会
<交流会> 午後15時から17時まで
司会: 呉景煥(garish) KJ-Club総務
2011年4月5日、恒例の韓日親善交流会も今回第11回を迎え、交流会は韓国釜山ホテル
3F、コンベンションルームで開催されました。
開会に先立ち、韓国の国家斉唱 日本の国家斉唱、そして被災者への黙祷と、日本への優しい
思いやりに感謝しました。
開会のあいさつ 韓国側 金學道(harto) KJ−Club会長
日本側 亀井威夫(KAME) メロウ倶楽部会長
祝辞 李寅圭 元老坊会長
今回の交流会は、東日本大震災のために開催が危ぶまれた。韓国側からは日本側に
たいして、本会の中止の打診もあった。そんな背景の中での開催であったから、
先方の金學道会長の挨拶は日本側へのお見舞いの言葉で始まった。挨拶の中で、
避難者たちが、中には肉親を失った人もいるにもかかわらず、じっと耐えて、
しかも譲り合いをする姿に感激したと話された。
日本側の亀井威夫会長から謝辞があったが、ご本人のお人柄を感じさせる、
しみじみとしたものであった。
講演 「U−City釜山 ー韓国を代表するユビキタス社会を構築した事例ー」
釜山市庁情報企画担当
講演 「新ICTのメロウ倶楽部の活動への応用」 メロウ倶楽部 GRUE副会長
講演 「シニアのこころと暮らしを支えるメロウ倶楽部」
メロウ倶楽部 マーチャン副会長
紹介 「釜山国際交流財団の活動」 財団担当者
講演として、韓国側からは釜山市庁のIT部門の担当から、“U-City 釜山”の説明があった。
かねてから感じていたことであるが、あらためて韓国の行政システムの中でのIT技術の
先進性を感じた。
日本側からは、メロウの技術面を担当しているGRUEさんの新しい技術の活用の現状に
ついての説明(脚注参照)と、メロウの活動の中心となって腐心しておられるマーチャンから、
地道な活動状況の報告(脚注参照)があった。
メロウの活動は、PC上の結びつきの上に成り立っているが、今回の交流会や、各種オフ会
で相互の結びつきが高められている。無縁社会ともいわれる、「他人のことは知らない」
といった風潮の社会の中で、PCを介した人間同士の交流は、ますます大切になってゆくと感じた。
日本と韓国の高齢者同士が、日韓交流会で定期的に顔を合わせる。私には得がたい、
素晴らしいことと思える。今回が第11回。残念ながら日本からの参加者は18名とやや少な
かったが、韓国側からは40名を超える出席者があった。私は、とにかく出来る限り続ける
べきであると思った。
お互い高齢化が進んでいる。しかしそれに負けないでやってゆきたいものである。
(記: KANCHAN)
<懇 親 会> 午後18時から20時まで 司会 李春鶴さん
李春鶴さんの司会で始まった懇親会は実に楽しい時間でした。次々と登場する民族楽器の
演奏、舞踊、古くから伝わる独特の節回しで歌われるパンソリ、伽耶の琴、アコーディオン
サックスの演奏が色を添えました。唯一、日本から参加された水口悦子さんの日本舞踊は
あでやかな着物と振付でこの日の圧巻でした。
交流会の後、ビュッフェスタイルの食事に入り、暫し会食歓談の時間が過ぎると、いよいよ
輿響が始まった。
賑々しく出てきた一団は、釜山大学の生涯学習コースで学んだ同好の士で構成された伝統
芸能グループだそうだ。サムルノリから始まり、パンソリ、そして両班の衣装を纏って舞
う優雅な舞いも披露してくれた。
サムルノリはチャンゴ(杖鼓)ケンガリ(鉦)チン(銅鑼)プク(太鼓)の4種類の打楽器を使っ
た民俗音楽で、これに合わせ、被った帽子の上のリボンを回しながら舞う姿は、とても
73歳とは思えない迫力だった。
次はパンソリ。物語を歌いながら語る韓国の伝統芸能の一種で、歌い手と太鼓奏者の二人
で演じられる唱劇とでも言うパンソリを演じた二人も、共に70歳代とのこと。
後で聞くと、彼らはもうセミプロに近く、日常的にアチコチの老人施設などでボランティア
活動をしていると言う。その元気さに韓国の活力を見た気がした。
この後、福岡のPMOさんの友人、水口悦子さんが和服姿で演歌に合わせた踊りを披露、
KJ−CLUBの男性会員たちにヤンヤの喝采を浴びた。
最後に姜泰植氏夫人の舞踊も、花を添えて楽しいひと時の輿響も終わり、何時ものように
集合写真を撮って、懇親会はお開きとなった。
(記: あんみつ姫さん)

4月6日 慶州市内及び市郊外観光
◎午前: ホテル → 慶州 → 普門湖 → 佛國寺見学
◎昼食: 佛國寺観光団地にて
◎午後: 感恩寺址(新羅三層石塔、本堂礎石) → 文武大王水中綾 → 半月城 → 釜山
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<午前の観光>
朝8時バスが出る。今回は、2台のバスに日韓のそれぞれのメンバーが分乗し、
お互いに交流を深めながら観光しました。このバスは、KJ−Clubのご尽力
により、釜山市の予算から無償でサポートしていただいたのでした。
まず、慶州の普門湖に向かう。普門湖畔は桜の名所として有名です。この日の
桜は、ほんとに残念なことに、まだ少し時期が早くて蕾でした。しかし、両国
会員一緒の旅行なので、バスの中などで存分に交流ができて、大変楽しいもの
となりました。それに、目に入るこぶしやレンギョウなどの花が印象的でした。
普門湖畔からは、2年前の交流会で宿泊した現代ホテルがバスから見えて懐か
しかった。
仏国寺は何度訪れても素晴らしいところです。世界遺産となっているのも当然
です。山門(一柱門)を入ってから、長い参道を楽しみながら本殿に向かう。
両側に季節の花が咲き誇る風景はいつ見ても美しく心が休まる。解脱橋で
一休み。やがて天王門を抜けると、風景が変わり石組みが見えてくる。この
長い参道は、先に何かがあることを期待させるためにあるのかもしれない。
いつもわくわくする。
青雲橋・白雲橋と紫霞門そして美しい石組みが見えてくる。いつもここは賑や
かで、今日も子供達が多い。教育の教材になっているらしい。しばし楽しん
だ後、東側から回り込みながら、本堂(大雄殿)、多宝塔と釈迦塔を見る。
毘盧殿、舎利塔、観音堂を経て、極楽殿へ。金色の金銅毘盧遮那仏坐像、
金銅阿弥陀如来坐像は、日本人にはなんだかまぶしく感じられる。
極楽殿の西側の坂道を降りて行くが、左手の長く続く仏閣と下部の石組みが美しい。
降り切ると、正面に戻る。今度は、蓮華橋・七宝橋と安養門がよく見える。
ここは集合写真を撮るのに絶好の場所。先程の子供達も減っていて、静かに
なっており、再びじっくりと橋、建築物、石組みの美しさを堪能する。
帰り道も、季節の花が咲いていて、なごませてくれる。ゆっくりと散策
しながら昼食の予定場所へ向かう。
(記: まるこさん、GRUE)
<午後の観光>
午後は、慶州郊外、東海岸へ向かう。まず、感恩寺址へ。感恩寺は、三国統一を果たし
た新羅30代の文武王(661-681)が仏力で国を守るために作り始め、息子の神文王の
682年に完成した。息子は父王の偉業を称え、冥福を祈って感恩寺と名付けたと。
本堂は礎石のみ残り、三層石塔も2基だけ残っているだけだが、その凛とした美しさ
はやはり感動を与えてくれる。周りが寂しいので一層その気持ちを強く感じる。
峠を越えて、甘浦海岸に出ると、沖合に文武大王水中綾が見える。「死した後にも
龍となって国を守る」として、海中に陵墓を設けた、世界でも珍しいものとのこと
でした。さすが、三国統一した王と、その気概に感心しました。海は広くて大きく、
異国の海にきて、天気は好し、しばし波と戯れ海鳥と遊びました。
午後は、車内の時間が多くあり、2つのバス内で、それぞれ楽しい交流がなされ
ました。これが国際交流なんだと思いました。
釜山市内に戻る途中の休憩所で、大邱へ向かうグループと釜山に戻るグループに分かれ
ることとなり、来年の再会を期してのお別れとなりました。
(記:まるこさん、GRUE)
4月7日 釜山市内観光そして帰国
既に前日(6日)の夕方に、KJ−Clubの皆さんとはお別れのあいさつをしていました。
今日は、すぐに航空機で帰る者、高速船で帰る者、1,2日間滞在する者、あるいは、
数日間旅行をしてから帰る者とに分かれました。
今日7日は、多くの者が、釜山市内の観光をし、特に7日の午後に高速船で帰国する者は、
午前中はゆっくり釜山市内観光ができたのでした。
(編集:bravo、GRUE、 写真提供:bravo、白兎山人、堅香子、GRUE 他)
なお、この交流会でのGRUE、マーチャンのプレゼンテーションは以下で見ることができます。
GRUEのプレゼン → 「新ICTのメロウ倶楽部の活動への応用 」
(これはwmv形式の動画ファイル、約6MB)
マーチャンのプレゼン → 「シニアのこころと暮らしを支えるメロウ倶楽部」
(これはwmv形式の動画ファイル、約110MB)