交流会に参加しての感想文・ とんぼ

また韓国の友に会えて

開会の挨拶、来賓の祝辞の後、10周年記念映画が披露された。
わずか10分のダイジェスト版ながら日韓親善の10年の凝縮された歴史を初めて観て熱いものを感じた。

韓国元老房が1997年、ソウルで「PC共進大会」を開催しその時変蝠林(中村克巳)さんが招かれ、
羊さんと小生が同道した際の様子が映し出され驚いた。懐かしい柳京煕会長、姜泰遠部長、金大洙KJ
クラブ会長いずれも故人になられた方々に混じって己が姿も写っていた。

変蝠林(中村克巳)さんとDOAM(金大洙)さんの個人的友情関係から日韓のハラボジ・ハルモニの
親善交流へと発展して10年、今後は世代を超えての親善交流になればと願う。

“10年経てば山河も変わる”と韓国の諺にあるが変わるモノの中で変わらずに親善交流会が今に続い
ているのは日韓会員同士の強い絆によるものであろう。

10年の記録を再映しながら、私が参加した交流会を辿ってみたら家内の介護で家を離れられなかった
第3〜5回を除いて全て参加したことが分かった。

参加者の顔ぶれも大分変わってきた。旧知の顔が見えなかったのが気になるが何人かの新顔に会えたの
が嬉しい。

講演が「朝鮮通信史の歴史から学ぶこと」。時宜を得た題目だった。
講師は仲尾宏京都造形芸術大学客員教授でこの歴史に詳しく1時間半ほど詳述され得るところ大だった
が、長時間の緊張で疲れた。老人の身には40分〜1時間程度の時限にして頂くと有り難い。

翌日、この機会に駅案内所で知った高麗美術館の浅川伯教(のりたか)・巧の特別展を見学した。先人
が築いてくれた架け橋があったのだ。

京都へ発つ前日、ある縁で知り合った在日韓国人、もとNHKの国際部に在籍していたという李さんか
ら電話が掛かってきた。「明日、韓国のハラボジ・ハルモニが来るんで一緒に…」と言ったら彼は暫し
絶句した。
この日韓親善交流会は朝鮮戦争後来日した彼を驚かすに足るイベントだったにちがいない。

2020年、第20回目の親善会はどこで誰に会えようか、見果てぬ夢を見ている。

とんぼ